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Vol.20 仕舞われ上手・・・テーブルミラー&スモーカーズキャビネット
光溢れる出窓につくる
私だけのドレッシングスペース。

時間と空間に余裕のあるときに現れるその場所は
日々の生活を楽しんでいるというサイン。
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主役は3面鏡でもあるこぶりなミラー
四方を細かい細工の金属で囲った英国のアンティークだ。
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裏面はフランス発祥といわれるモアレのファブリック、
型押しのデコレーション・ペーパーは日本の亀甲柄にも似て。
金物の美しさとあいまって、
綺麗のエッセンスをぎっしりと詰め込んだよう。
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小さなオークのキャビネットはもともとは喫煙を楽しむためのアイテム。
扉をあければ、そこにはかつてパイプや煙草の葉をいれていた仕掛けが。
今は私のアクセサリーを仕舞っておくのにうってつけ。
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それぞれ佇まいが美しいのはもちろんだけれども、
本領を発揮するのは仕舞うとき。
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スモーカーズキャビネットの扉を閉じて
パタパタとテーブルミラーを畳んで
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「きれいに仕舞う」ことは日本の奥ゆかしい文化の様に感じていたけれども
地球をくるりと廻った西の島国でも同じような精神があるようだ。
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今日は家人がきまぐれに持ち帰った花を一輪飾って。
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# by pancada | 2010-09-16 23:09 | Antique Styling
Vol.19 変わらないもの・・・モンクスベンチ&ドローリーフテーブル
ダイニングを英国アンティークで揃えたのは妻の発案だった。

「長く使える良い物を」
少々値の張る品物を揃えるためにそんな言い訳を聞かされたのを憶えている。

がっしりしたオーク材のテーブル。
職人の手仕事のツイスト脚、引き出して広がる天板。
合わせるのは教会でつかわれていた木の椅子と、ベンチ。
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家族が増えて、友人が集まる時には重宝した。
古いオークの肌触りは、夏はひんやりと、冬は温かく。
それを囲んだ人間を和ませるなにかがあるようだ。
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ベンチは背の部分が動いてテーブルにもなる特別なもの。
モンクスベンチ」という名前らしい。
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名前の由来は、修道士(モンク)から。
当時修道院には家具を1つしか持って入れなかったため、
1台3役のこのタイプの家具が好んで使われたためであるとか。
機能性が好まれ、一般に広まってからは
凝ったカーヴィングが施されることが多くなったという。

このベンチもアーム部分が2頭の獅子になっている。
子供たちが大喜びで獅子の頭を撫でていたのはいつだったか。
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今はふたり。
モンクスベンチは人を支えることをやめて、今は我が家のテレビを支えている。
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邪道なようではあるが、機能性の根本を考えるのであれば
まさに正しい使い方の様な気もしてくる。
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変わるものと変わらないもの。

家族の形が変わっても、
傍にある家具達は変わらずにその身を私たちに捧げてくれている。
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今になって妻の言い訳が妙に身にしみる。
本人は、まるで覚えちゃいないだろうが、とりあえず・・・。

ありがとう。
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# by pancada | 2010-09-16 23:08 | Antique Styling
Vol.18 踊り場のメモリアル・・・コーナーキャビネット
ものに溢れた家だけれども
不思議と階段には何も置いていなかった

偶然訪れたアンティーク家具屋で
そのスリムなキャビネットを見た時

ああ これを置くために階段をあけていたのか と
おおげさではなく そう思った
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測ったようにぴったりと我が家の踊り場に納まったキャビネット
そこには家族の大切な写真や想い出の品を飾って
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最近はすっかり生活時間がずれてしまった私たち
それでも日々お互いの気配は家の中に満ちている
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上から下へ
下から上へ

パタパタという足音がふと止まってまた動き出す
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あ これはキャビネットを見ていたな
写真を変えたのに気づいたのかな

思わず頬がゆるむのは
想い出を大切にしているのが私だけではないと思えるから
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これからは季節ごとのディスプレイを少し凝ろうかな
バレンタインはチョコレートを隠しておこうかな

階段の途中に置かれたアンティークのキャビネットは
まさにひと息つく生活の中の踊り場
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# by pancada | 2010-09-16 23:07 | Antique Styling
Vol.17 布好きのひとりごと・・・ファブリックホルダー&ネストテーブル
布が大好きで、何を作るか決めないうちに
魅せられて思わず手に入れてしまう方は意外と多いのではないでしょうか?

実は私もそのひとり。
エンブロイダリーが美しい薄手の生地や、バンコクで手に入れた土と人の温もりがする布。
日本の繊細な技術で織りあげた細番手の美しいフクレ織り・・・。
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ファブリックのストックは常に家の収納スペースと相談。
でも、新しく手に入れた布や、これからモノを造る気持ちが高まっている布は
常に目につくところに置いておきたいのです。
もちろんお友達にもみせびらかしたいし。
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そんな時にこの小さな家具を見つけてしまいました。
実はこれはイギリスはビクトリア時代のタオルレイル

ヨーロッパのバスルームは普通のお部屋のように
カーペットが敷いてあったり、家具が置かれてあったりするけれど、
このホルダーもただタオルを掛けるには
勿体ないようなお品物なのではないでしょうか。
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マホガニーの無垢材から削りだした曲線が美しく、
タオルや布を掛けた時に引き立つように造られているよう。
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私はこれに小さなネストテーブルを合わせて
磨き上げた木の床でお裁縫をするのがいつもの習慣。
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大好きなファブリックをディスプレイするのに。
これから造るモノの柄あわせをするのに。
裁ちかけの布をちょっとかけておくのに。
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これはみんな私なりの使い方だけれども、
布を掛けた時に一番きれいな姿をみせるこの小さな家具は
喜んでくれているような気がします。

もう手離せない、私のアンティーク。
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# by pancada | 2010-09-16 23:06 | Antique Styling
Vol.16 母の選択・・・レディスワークテーブル&ケーニングチェア
「玄関を片付けたの。ちょっと見に来て。」
そんな母からの電話。

実家の変わらぬ懐かしいドアを開けると、
そこには思いがけずすっきりした空間が広がっていた。
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手前には小さな美しいテーブル
天板には貝殻の模様が入っている。


「それはね、インレイっていって、象嵌細工なの。
違う色の木をわざわざ埋め込んでいるのよ!」
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夢中で話す母の頬はほんのり紅らんで、本当に嬉しそうだ。
となりの籐座面のチェアと合わせて、英国のアンティークだとか。


小さな引き出しには鍵や小物をしまって。
チェアは出かける前の荷物置きに。
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「ちょっと和風の家だけど、この家具は本当によく合うわあ。
 お友達にも自慢してるの。みんな、本当に素敵だって!」

この調子で喋られては、誰も否定できないだろうなあ・・・
と苦笑してはみたが、正直なかなか悪くないと思う。
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私がいた頃は日用品に溢れていた玄関。
すっきり片付ける為に、母はどれほどのものを処分したのだろう。
淋しいような、ちょっと可哀想なような。
ただそれも全て母の選択。改めてそのしなやかな強さに頭が下がる。
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何かと理由をつけては実家に呼ばれる不肖の娘としては
こんな里帰りは大歓迎。

今日のお土産は母の大好物の甘いもの。
母のアンティーク談義と一緒に、ゆっくりお茶を楽しむことにしましょうか。
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# by pancada | 2010-09-16 23:05 | Antique Styling
Vol.15 ベッドサイドの停泊地・・・サーペンタインチェスト&アームチェア
誰もが必要な朝の身支度。

手帳に腕時計、携帯電話に財布・・。
毎朝、身につけるアイテムは意外と多い。
それらがまるでしがらみそのもののように感じて若干うんざりする。

まるで錨(イカリ)だな、と苦笑しながら枕元のヨットを眺める。
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思い切り風をはらんで走る洋上とは遥かに遠い日常の朝。
波が高くても流されない日々を送るために毎朝、身支度をしているようだ。

そんな日常を乗り越えていくための細かいアイテムのチェックは、欠かせない朝の儀式。
大切なひとときのために、少しだけ特別な家具を選んでみた。
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前面にゆるやかな曲線を施したこぶりなチェスト
深い飴色の光沢は特別に木目が美しい「バーウォールナット」だ。
バー(渦巻き模様)を持ったウォールナットのなかでも最上級の部材。
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そして特に気に入ったのが、上部に引き出し式の天板がついていること。

ベッドサイドにそうそう大きな家具は置きたくないが、
この仕掛けで朝の慌ただしい中でも、手帳を広げてみることができる。
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ベッドサイドチェアはマホガニーのアームチェアを1脚。
アームに軽くジャケットやシャツを掛けて。
ベッドに座るよりも、はるかにスマートに身支度ができるのは言うまでもない。
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手抜きの無い、1世紀ほども前の職人の手仕事の家具達。
どうあってもかなわない年月を経てきた物だけに、
その前では不思議と気負わずにいられる。
眠るときは甘えるように、出かけるときには背中を押されるように。
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今日も沢山の錨を下げて街へ出る。
次の休暇はどの海を漂うことにしようか・・・そんな計画をひそかに練りながら。
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# by pancada | 2010-09-16 23:04 | Antique Styling
Vol.14 非効率な彼女・・・ステンドグラス&キャンドルスタンド
彼女はキャンドルが好きだ。

始めは驚いた。
何かほしいものある?って聞いたら、「うーん・・キャンドルかな」だって。
だって現代の日本で、キャンドルって・・。いつ必要だ?時代はLEDだろ。
せいぜい母親が仏壇においてあるくらいしか見たことがない。
灯して溶けたら無くなっちゃうんだし。

まあ女子としては、ロマンティックな雰囲気が好き♪・・・なんて演出も必要なのかな、なんて
自分に言い聞かせながらとりあえずショップのスタッフに言われるままに買ってみる。

灯してみてまた驚いた。
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だって彼女の顔が違う。
廻りの空気が違う。


ああそうか、キャンドルの光は下から来るんだ。
明りをとるには、上からの方が障害物が無くて、効率的に決まってる。
なんて非効率なんだ。
キャンドルの明りを中心に、障害物の後ろは暗くって、
おまけにゆらゆら、ゆらゆら危なっかしくてしょうがない。
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彼女がもうひとつ嵌っているのがアンティーク。
これもまた非効率だ。
だってものなんて、新しい方がいいに決まっている。
なんでわざわざ100年も昔の人間が作ったものをまだ使うんだ。

そんな彼女がクリスマスのためにディスプレイしたのは
そんな非効率なアンティークのステンドグラス
全く理解できない。
まだ椅子なら座れるし、キャビネットならものがしまえる。
でもステンドグラスって、なんの役に立つんだ?
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楽しげにキャンドルに火を灯す彼女。ステンドグラスを傍らに。
古いガラスの不安定なゆらぎと、
目分量で作っていたに違いない二度とできないような色味やグラデーション。

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キャンドルのゆらめきと、立ち上るシャンパンの泡とが重なって、
どうにも理解不能な雰囲気が漂っている。
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・・・どうやらこの世界の美しいことは無駄でできているらしい。
しょうがないから、来年のイブもまた。な。

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Merry Christmas.
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# by pancada | 2010-09-16 23:03 | Antique Styling
Vol.13 金色の時・・・サザーランドテーブル&ウォールミラー
久しぶりの休日。

たっぷりの朝寝坊を満喫してやっとベッドからぬけだしてみれば
時計の針はもう昼をまわっている。

午後の陽射しが差し込む気持ちのいいリビングダイニング。
こんなときは思い切り贅沢に材料を使って手をかけない遅めのランチにしよう。
出かける予定もないし。

なんだか気分がいい。
テーブルにはクロスを、食器はとっておきのものを。
ついでにワインもあけてしまおう。
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これはもう食事というよりは娯楽だね、とつぶやくパートナー。
でもこんな午後を悪くは思っていないらしい。


普段忙しい私たちは広くはない空間を少しでもすっきり使いたいから、
家具は最小限にしている。でも味気ないのはいや。
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こんなときに活躍してくれるのがサザーランドテーブル
小さいながらも100年前後を経た英国アンティークだ。
マホガニー材の中に細く、細く入った象嵌細工のラインが美しい。

普段はウォールミラーのまえにコンソールとして。
ダイニングでサブテーブルが欲しい時はサイドテーブルとして活躍してくれる。
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高さは69cm。ちょうどダイニングテーブルよりちょっと下。
私はそこにワインクーラー用として置くのが好き。
テーブルの上だとワインクーラーってちょっと邪魔だし。
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そういえば良いマホガニー材は良い年月を経て来た時、金色の輝きをもつ、と
アンティークショップのスタッフが言っていたっけ・・・。

ちょっと酔いが回った目で見回せば
白ワインの琥珀色と遅い午後の陽射し、そして金色のマホガニー材のテーブル。
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昼から夕方への変わりめ
陽射しが眩しい白から橙色に変わる、わずかな金色の時にひたりながら、
本当の豊かさを知る、戸口にたったような気がした。
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# by pancada | 2010-09-16 23:02 | Antique Styling
Vol.12 舞台裏の楽しみ・・・ステンドグラス&スタンド
使いなれた我が家のキッチン。
ハーフオープンになっていて、ダイニングとの連携は抜群。
子供達が幼い間は本当に便利だった。

そんなオープンキッチンが、
なぜかいつも舞台裏をみせているようで
妙に落ち着かなくなったのはいつからだろう?

気がつけば子供達はすっかり大人の顔をして、
それぞれの時間割で動き始めている。

ひとりで寛ぐはずのティータイム
お友達と日常を忘れて話し込むはずのランチ
舞台裏が見えている限りは、腕まくりをして立ち働く自分がみえる。

そんな時にふと訪れた店で衝動買いしたアンティークのステンドグラス

「スタンドで立てて置くこともできますよ」
ショップスタッフのそんな科白に、
すんなりと「キッチンに立てようかしら」と言った自分にびっくり。

衝動買いと自分の科白に首をかしげながら帰宅してみれば
それは測ってもいないのに我が家のキッチンカウンターにぴったりと納まった。
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ますます驚きながらも、全てに納得している私。

ダイニングからはすっかり上手く舞台裏が見えなくなった。
予想以上だったのはキッチン。
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外からの光をやわらかく拡散するその存在で
キッチンの中にいるときには守られているような安心感。
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色鮮やかで表情豊かなアンティーク・グラスにひきこまれて
いつの間にかフルーツやグリーンをディスプレイして楽しむようになった。
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こんな舞台裏ならいつまでだっていたい。

キッチンは広さよりも使いやすさが重要。
そう書いてあったのはどこかのカタログだった気がする。

それを私はちょっと修正。
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キッチンに大切なのは広さよりも使いやすさよりも、楽しさである。
そしてそれはキッチンだけでなく、暮らす空間すべてにあてはまる、と。
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# by pancada | 2010-09-16 23:01 | Antique Styling
Vol.11 陽だまりの魔法・・・ナーシングチェア&サザーランドテーブル
暖かい陽射しが差し込む広々としたリビング。
きれい好き、片付け好きの祖母の気性を表すように、
あまり物は置かれていない。

家具はお気に入りのソファーがひとつ。
折り畳みのできるテーブルがひとつ。
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あとは美しい模様のラグが陽射しを受けとめているだけ。

ただふたつの家具は祖母が選びに選らんだ、英国アンティーク。
こぶりなソファーはシックなグリーンのベルベット。
座り心地ももちろんだが、
マホガニー材の華麗な透かし彫りが祖母の心をとらえたらしい。
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やはりマホガニー材のサザーランドテーブルは
たためば20cmの薄さ、広げればゆったりとした広さが魅力の優れもの。
これもやはりエッジのカーヴィングが美しい。

「機能ばかりじゃなく、やっぱり物には色気がないといけないわねえ」

そう言ってゆったりと微笑む祖母。
その顔には「人間も同じよね」と書いてある。

仕事にばかりかまけている孫としては、耳の痛い言葉。

そんな祖母が最近凝り始めたのはフェルト細工。
綺麗な色に染められた、ほわほわとした羊毛が
祖母の手をとおすといつのまにか小さな動物たちになっていく。
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その様子はちょっとした魔法。

今日もまた祖母は
陽だまりの中でお気に入りのソファに座り、
サザーランドテーブルの上で魔法を繰り広げる。
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その姿に限りない安堵をおぼえるのは
年月を経ても変わらない美しさをもつものはやはりあるのだと実感できるから。
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家具も、そしてひとも。
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# by pancada | 2010-09-16 23:00 | Antique Styling